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退位

天皇陛下の御退位について有識者の意見収集が終わったようです。
読売新聞の紹介記事を見て思いました。

退位に賛成の方の見解と反対のそれとの根本的な相違は、
天皇に人間を見るか
天皇を、法律を含む人間の思惑が決めた国の機関と言うことに重心を置くか、
そう言う差のようです。

退位賛成派は、
自然界に存在する人間は、人生の道のりに起きることは自然に受け入れざるを得ず、
老衰によるリタイアは已む無しと考え、

退位反対派は、
国の形の中の天皇の機能だけを重視し、人間性には敢えて目を瞑られるようです。
反対される方が天皇に期待する役割は、
「祈ること」;平川祐弘、渡部昇一、桜井よしこ、八木秀次 4氏
「国民の統合と権威(正当性の付与)」;笠原英彦氏
「象徴」;今谷明氏
とされますが、結局、大原康男氏のいわれる
「(天皇家の)存在の継続」と言う事に帰着するでしょう。
つまり、
祈り、祭祀と言っても、それには侵すべからざる様式、形式が伴う筈です。
前に新嘗祭は女性天皇には務まらない程の苦行であると言ったお話もありました。
人間の老齢による衰えは、祈りさえ困難にしてしまうでしょうからーーーーー

つまり、傍に居て呉れるだけで良いーーーー

私も、
万葉一統の天皇家が、
わが国の真ん中で、それぞれ「個性的に」わが国の歴史を体現してこられた、
そのことこそが重要だと考えます。
それは、美しいばかりではなく、無惨であったり、暴力的な皇位簒奪もありましたでしょう、
でも、それさえも国のロマンと引き受け、愛おしみ、
その体現者の天皇家を存続させたいと願っているのが国民の総意であると認識します。

退位不可とか、男系であるべきとか、重要な意味があるとは思えません。

古代が決めたように、
明治が決めたように、
それぞれの時代がそれぞれの方法で決めれば良いと思います。

決めないで、存在の継続を危うくしてはいけません。

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