6.25(木)フジ プライムニュース
6月25日(木)のプライムニュース
違憲論;安保法制
ゲストは
元防衛大臣;森本敏さん
東大教授;石川健治さん、憲法学者だそうです。
早大教授;河野勝さん
森本先生は
「現憲法は、フルスケールの集団的自衛権は認めないが、
自国防衛に直接関わる集団的自衛権は部分的にに容認される
最高裁はこれを否定していない。
従って、安保法制は合憲なり」
との御主張でした。
石川先生は
「砂川判決は、所詮、在日米軍の法的根拠を判断したもので、
根拠に出来ない。」
でも、だから集団的自衛権;違憲の根拠にはならんでしょう?
どうも、今迄事に応じ発言して来た
行政、立法府での政局的日和見議論が根拠みたい。
それと、自衛隊も違憲だった憲法学者どもかな?
石川先生は流石学校の先生、言葉遣いだけには説得力はありそうです。
安保法制を、鶯だと言い募ってきたが、
今やホトトギスだと判った、
判った以上、ホトトギスからやり直せ!
と言われます。
安保法制は、何故鶯じゃなくてホトトギスか
誰がそう決めたかは説明されません。
総理大臣安陪さんは、鶯だと一所懸命説明されるにもかかわらずです。
森本先生も前に書いたとおり鶯だと言われます。
「法的安定性は重要で、仮令、国の安全とであれ取り替えることは出来ない、
それは自由に関るからである。」
「この芝生立ち入るべからず」とあれば、
真ん中歩いて道を造ってはいけない。
安全の為立ち入る必要があるなら、このルールを変えるべきなのだ!」
ーーーー 良く判ります。
でも私は、安全のための緊急ならば、
(所有地立ち入り禁止とは書いていない。そも芝生とは何ぞや)
と考えるでしょう。
グリーン周りのラフなら良いじゃないかとーーー。
鼻もちならないのは、
ポロリと漏らした傲慢。
「安保法制違憲は、既に決着している!」
憲法解釈は最高裁判決まで決着しないことは、憲法学者でなくても承知しています。
それまでは、
石川先生が、何と言おうと、
私でも憲法解釈するんです。
そこで9条解釈です。
1項
国際紛争を解決するための戦争とは、自衛を含まない。
これは国際法的に確定されていると思います。
1928、不戦条約の文言だそうですし、
この文言を使った憲法を持つ国も何カ国かあると聞きます。
そして、国連が出来るまでは、
自衛かどうかの決定権は当該国にのみ属す。だったようです。
今は国連安保理が決めかねて決めるようですが。
わが国でも此処までは異論なしでしょうか。
問題は2項ですか、
①侵略戦争を永久にしない為 「に」、
陸海空軍その他の戦力なるもの一切保持しない。
侵略国は、
自衛戦を遂行する能力さえ否定さるべきなのだ!
恐れ入ったか!
ーーーーだから、自衛隊も違憲なのです。
②自衛の為なら陸海空軍ならぬ自衛隊はOK。
自衛隊は
近代戦遂行能力(多分、自衛に枠をはめて専守防衛、直接の武力攻撃の無い限り発動しないと言う自衛の非現実的定義に由来すものと思いますが)
を持たないから、戦力に当たらない。
戦力なき自衛隊なのダ!
政府解釈?
③侵略戦争の為 「の」、
陸海空軍、その他の戦力は持たない。
つまり、自衛の為なら、陸海空軍だって持てる。
ついでに、自分の国国民を守る為なら、国家の全精力を傾注する。
軍事とは、戦わずして勝つが上策
戦う時は、牛刀を以て鶏頭を裂くを企図するものなのネ!
(安保法制には、歯止めがないと口尖らす河野先生の為に)
だから、
自衛隊員の皆さんには、声を大にして申し上げます。
皆さんの果たしてきた任務、そして今まさに果たさんとする任務は、
憲法違反どころか、憲法が信託する崇高な使命なのだと。
幸福なるかな、平和ならしむる者
その人は神の子と称へられん。
(マタイ5章、山上の垂訓)
無論、力、とりわけ軍事力で担保される平和が、
時間のない神の目には(束の間の仮初め)であるに相違ありません。
しかし、真に平和ならしむるとは、
平和を破壊する争い事が、
すべからく己自身の罪に起因することを、認めるところから始まる。
鶴ヶ島聖書教会の鎌田師はそう説諭されます。
つまり、平和を束の間にしか担保できない自衛隊や在日米軍の存在は、
私の罪、貴方の罪によるものと深刻に受け止めるべきなのです。
これが、まさにカイザルのものと神のものの埋められない断絶なのでしょう。
カイザルは、仮に一瞬の仮初めでも、今、欲望の爆発を抑圧することが大切と考え、
人々一人一人が神に向き合い、何時か真の平和がこの世に実現することを希いつつ、
その時まで仮初めを堅持する義務があると思い決めるのでしよう。
罪の許しは神のみによる。
少なくとも、
束の間の仮初を否定し忌避することで罪が許されるとは甘え過ぎです。
ついでですが、
「何がわが国直接攻撃にも匹敵する自国重大事項か判らん」
とノタマウ国会議員の皆さん、
その時、それが何ものか!
判断するのは政治家です。
判らん人は、お辞め下さい。
何が国家の危機か判断できないから、
兎も角、危機に対応しょうとするための立法に反対しておこうーーー
そんな国会議員は不要です。
学者先生方は、
対応しょうとする危機事態が具体的に提示出来ないのは、
立法事実が無いということである。
と仰っていましたが、
私は政府の説明がなくとも、起こりうる危機は十二分に理解出来ますけどーーー
身の回りを見まわしただけで、
今、南シナ海、東シナ海で何が起きています?
安倍総理が、南シナ海での我が対処を具体的にしないから、
立法事実の説明が無いと言う人の脳神経は多分煮え上がってるんでしょうネ!
そして、多分そこに触れた途端
TVアサヒは喚き捲くり、
我国論は沸騰し、
国会は止まるかも知れません。
古森さんは、安倍さんが南シナ海に触れないのは、
中国が怖いからだろうとの仰せでしたが、
安倍さんの怖れは、
国民の脳神経だろうと拝察します。
その時、軍を出動さすべきか否か?
出動に伴う利不利、実行可能性等、緻密に計算して、
「政府、国会」が決心するのでしょう?
何度も言いますが、
その判断から逃げる人は、国会議員の資格はありません。
判断が嫌だから、対処法を作るのに反対する議員は尚更です。
こんな重要なことを国会の馬鹿どもに、いちいち事前に判断させるのか!
とは、西部邁先生のお言葉でした。
悲しいが、今は、正論です。
視聴者から質問あり。
「石川先生は、憲法改正賛成ですか?」
「いい質問です」と言いつつ、
「反対」
理由は、
「日本は、まだ暫く軍事から遠ざかった方が良い」そうです
ナンダ!
大上段に振りかざした「法的安定性」は、
共産党と同じ、
安全保障の態勢変更を違憲にしたいだけの方便だったのだ。
現状認識に基づかない法の安定性なんぞ所詮幻だろうにーー
いずれにしても、先生にとって重要なのは、
御趣味に合致した法律の、安定であるべきことでしょう?
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