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浅田真央とキム.ヨナ選手

浅田選手は、試合後、嗚咽していました。
インタヴュアーの質問など耳にも入らず、心その処に無く、真っ白の様子。
その涙は、金メダルでも、勝ち負けでも無く、
国旗や国民の期待、そんなものを全て引き受けた上の、
自分自身に対する激しい叱咤の様でした。
その涙は、表彰式でも、表彰式の後も、笑顔の陰で、消えることは無く。

キム.ヨナ選手もまた、試合後、氷の上で涙を流していました。
自らに掛かる鎖の重さの為だったかも知れない。
少なくとも勝利の悦びではなかったようです。
その意味では、二人の涙は全く同質のもののようでした。
だから、浅田選手の涙を、最も深く理解したのも、キム.ヨナ選手であったかも知れません。
二人とも、今後、この勝負について、心の内を明かすことは無い様に思う。

たかが、氷上の踊りと思っていた、フィギュアスケートなるものが、
実は、審査員さえも、一瞬のうちに通り過ぎる脇役でしかない、
生身の人間の、自分自身に対する壮絶な戦いであることを、
この二人によって知らされたように思うのです。

その二人は、未だ、弱冠19歳。

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